上京してすぐガールズバーデビュー。キラキラしてるように見えるけど、実際は女と女の静かな闘いがそこに。4ヶ月で人間の貪欲さを知った話

上京してすぐガールズバーデビュー。キラキラしてるように見えるけど、実際は女と女の静かな闘いがそこに。4ヶ月で人間の貪欲さを知った話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
18歳

【当時の職業】
ガールズバー

【当時の住まい】
賃貸マンションで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
上京してすぐ、友達が欲しくてマッチングアプリを始める。
そこで、ホストにあたり、店に連れていかれ9万の売り掛けをする。
まとまったお金が必要になり、たまたま友達が働いていたガールズバーを紹介してもらった。

【環境と仕事内容】
お客さんは時間制の飲み放題。
上野のビル内にあるガールズバー。
カウンターがコの字になっていて、立って接客。
女の子が多い時は8人くらいいるが、少ない時は5人くらい。
特に、終わりの時間(5時)まで働く子が少なかった。
自分は新人の方だった。
お客さんは近くのキャバ帰りの人が多い。
または、居酒屋帰り。
休日は自分で決められる。
お給料は時給+ドリンク代。
その他、同伴代、キャッチ代もあった。
寮はなかった。

【大変だった時期】
始めて2ヶ月目くらいのシフトをガンガン入れ始めた頃から大変だった。




【大変だったこと】
ドリンク代をケチる人が多い。
その場合、女の子はなにも飲まずに喋り続けないといけないため、辛かった。
「なんか面白いことしてよ」とか言われることもあった。
また、お客さんの入りが少ないと外で自分で立って呼び込まないといけないため、お客さんが来ないとずっと外に立って呼び込まないといけなかったのが大変だった。
(あまり連続で立ちすぎると途中休憩が入る)また、当時は大学生だった為、始発まで働いてそのまま大学に行くのも辛かった。
始発まで働く人数が少ないため、お客さんが来れば自分の給料も上がるが、来ないと時給分しか貰えないので帰って寝ればよかったという日も少なくはなかった。
シャンパンや高価なものを貰わない限り給料がキャバ嬢並に良くなるということがない。

【大変だった期間】
ある日、こんなに1ヶ月働いたのにこれだけ!?って思うようになって結局4ヶ月くらいでやめた。




【当時の心境】
楽しかった。
なんせ、友達も一緒だったし、青春してる気分だった。
ドリンクも10杯ごとにプラスで給料がもらえるため、自分であと○○杯!と決めた目標まで毎日頑張れるのが楽しかった。
ボーイさん達も優しく、給料日には一人ひとりと必ず個別で話せる環境も作ってくれたし、仕事終わりに友達も含め一緒にご飯行ったのも良い思い出。
将来のことなんて全く考えてなかった。
今が楽しければいいやって。

【職場が大変だった原因】
客層。
基本的にお金をもっている人は全部キャバクラに取られる。
また、「自分がその場をまわしたい」って子と一緒にお客さんについちゃうと、私が喋る隙がない。




【仕事で良かったこと】
やりがいはあった。
目標のドリンクの個数をもらえたらそれこそやりきった感があって嬉しかった。
外に立って自分で呼び込むと自分のお客さんになるため、外で誰かが立ち止まってくれて一緒に店内に行けた時は嬉しかった。
また、自分のお客さんがまた別日に自分指名で来てくれるのも嬉しかった。




【特にひどかった最悪の出来事】
団体のお客さんについていて、私だけドリンク貰えなかったこと。
悔しくてもニコニコしていないといけないし、その中でも周りの子がどんどんおかわりとかしてて、辛かった。
酔っ払うと、お客さんもキャストに対して言いたい放題言ってくるので、銅のメンタルを保たないといけない。
また、全員ドリンクあげるよ、という寛大なお客さんが来たとしても周りに合わせてドリンクを飲まないといけないのも辛かった。
私はまだ入って2ヶ月程度しか経ってなかったのに、半年や1年続けているベテランと一緒について、その人たちと同じペースで飲み、おかわりをしてドリンク代を稼がないといけないため、ボーイさん達からのプレッシャーがすごかった。
私はそれに耐えられなくなり、途中で席をぬけたが。




【相談した人・助けてくれた人】
ボーイさん。
ボーイさんしか状況を知らないし、仕事をしている時に1番近くにいるから理解もしてくれた。
うんうん、って話聞いてくれるだけでも有り難かった。
私がもっとホストにハマって大金が必要になって辞める時も、「俺たちは○○(私の名前)の受け皿になりたい。
いつでも戻ってこれるように待ってるからね。」
って言ってくれた時は涙出た。

【改善のための行動】
ハイテンションでとにかく笑わせようと接客を頑張った。
他の人がドリンク貰ってもあとで私も貰えばいいやと、あまりがっつきすぎず話をしてたら後々貰えることもあった。
キャスト間で仲良くすることも頑張った。
そうすれば一緒についたときに、私の分までドリンクをおねだりしてくれるため。




【現在の状況と心境の変化】
それから1年たった。
夜から昼になったけど、今でも夜の仕事をしたことは後悔してない。
元々人が好きだし、あの仕事のおかげで色んな人に出会えたし、人との関わり方も磨かれた。
むしろ、私的には今の昼の仕事の方が大変。
職場の人間同士、どんな人か知る機会が全くないし1ヶ月経ったのに仲良い人が誰もいなくて心細い。
その日その日の目標もないため、なにを目指してやっているのか分からない。

【学んだこと】
結局、人は自分のことしか考えてないということを学んだ。
自分だけドリンク貰うのもそう、お客さんのなかでは自分だけ楽しんであとは酔ってる他の人に会計を頼んだ人もいた。
みんな自分が1番で、自分がよければいいんだなと思った。
だから、私は人との距離感を学んだ。
この人とはここまで仲良くなって大丈夫、この人とはここまで、と同じ職場で働くキャストにも人によって距離の詰め方を変えた。



【当時の自分へのアドバイス】
あまりシフトを入れすぎないこと。
頑張りすぎないこと。
始発までいすぎないこと。
始発までいたいなら、次の日がオンラインか休みの時にして。
平日は終電までに帰って欲しい。
あと、あなたが思ったより味方は周りにいるよ。
友達もそうだし、入った時にすぐ仲良くなった子もそう。
一緒にスタバ行った子もそう。
なにより、ボーイさんがそう。