三十路目前独身女のキャバ嬢しくじり話。承認欲求強すぎて、自分を見失った痛い女の末路。

三十路目前独身女のキャバ嬢しくじり話。承認欲求強すぎて、自分を見失った痛い女の末路。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
28歳

【当時の職業】
昼は派遣社員、週末夜だけキャバ嬢

【当時の住まい】
実家で親と祖父と一緒に生活していた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
動機は、その時スノーボードにはまっていて、休みの日は友達3人組で大体ゲレンデに行くという生活で、でもお金も無いと遊べないから、リフト代と昼代と交通費のために軽はずみで。
いつも友達3人で遊んでいて、3人で同じお店にしてお金稼いでいっぱいスノボーしようと、ファミレスに集まって求人誌を見ながら店を決めていた。

【環境と仕事内容】
全国に数十件くらいあるチェーン店で、だいたい35後半からのおじさまをターゲットにした、落ち着きのあるお店。
住み込みや寮なんてないけど、キャストへの送迎はあったから、飲んでもOKで安心した。
頑張れば給料もちゃんと上げてくれるシステムはあるけど、私は向いていなかったみたいで、1度もなかったが、時給は2000円だったし、他のバイトよりましだから、不満はなかった。
お客さんは、やっぱ文句言ったり、言葉遣い悪い客がいたけど、致し方ない。

【大変だった時期】
最初は何も知らずに、お酒が飲めて金がもらえておいしい仕事だなーと思っていたのに、2か月くらいして、店長に顧客を作れと言われて、焦って、急に楽しめなくなった。




【大変だったこと】
店長は優しい人だった。
へましても売れ行きが悪くても、女の子を怒鳴らないし、優しく言ってくる、紳士な人で、なんでも話せた。
キャストさんは、特に中悪いとかはなかった。
問題あったのはボーイ。
頑張らないキャストには、平気で態度悪いし、無視してくるボーイがいてむかついた。
出勤前から外で会った時に、にらまれることもある。
店の構造的に、キャスト用の別階段があるのだが、急こう配過ぎ急、こう配過ぎて高いヒールはいてて、上り下りが転落の危険性ありだった。
酔いつぶれているときはほんとに危ない。
着替えのための控室みたいなところがあるんだけど、そこにトイレがあって、だれも使ったことがない、開かずの間ならぬトイレで、でも自分我慢できなかったタイミングだったから、勇気出して入ったら、3年は経過しているとみられる化石化したうんこが流されていない状態であったため、さっき食ったものが出そうだったくらいやばかった。

【大変だった期間】
そんな仕事、4か月で終わりにした。




【当時の心境】
少し慣れてきて、顧客を少しでも作ろうとなると、お客さんに素直になれなくて、裏をかいた行動をとってしまい、店で怒鳴り散らされて、理不尽なことたくさん言われて、今も傷が癒えないくらい酷かった。
だから、向いてないんだな、辞めようかなって思ってた。
夜のお水で稼ぐお金は汚いんだ、だから、こんな風に自分に返ってくるのかなって。
楽して稼ごうと思うなと実感した経験でもあるかな。
あたりまえなことなのに、その真実は闇へと埋もれていった。
ちゃんと、自分の行動に責任持てることをしなくちゃダメなんだって。

【職場が大変だった原因】
完璧に自分のせい。
需要と供給があってなかった、私の職探しの選択ミス。
相手、お客さんは楽しく癒され気分よくなりたくて来てるのに、私はそのことを満たせないくせに、自分の都合で金目当てに適当に働いていたんだから。
あとは、顧客つくまで、自分が汚れたくなかったんだと思う。




【仕事で良かったこと】
自分の話で、大笑いして、楽しんでくれた時、一番やりがいを感じた。
自分が例えば将棋を少し嗜んでいたら、それが会話の中でユーモアとして例えられたとき、やっぱいろいろ知ってるんだねー!すごいなー!って褒められて、自分の流れに持っていけるのは、お酒も多く注文してくれるし、次の指名につながるって思えて、我ながら自分をほめたかった。
週末はたくさんお客さん来ていて、満席を見ると、集中力すごく使うから、その中でじぶんが頑張って面白いトークに繋げられると、ほんとに気持ちいものだし、やりがいはある。
また次も頑張ろう!みたいな。




【特にひどかった最悪の出来事】
顧客をつくれと店長に言われてから、どんどん一人でお客さんにつけられて、プレッシャーを感じていた時だった、その時たまたまそのおじさんに気に入られて、次外で行きつけのおいしいごはん屋さんがあるから、一緒にこうって言われて行ったときの話。
待ち合わせしたのは、自分がシフトに入る週末の出勤前。
店で待ち合わせして、中に入るとおじさんはカウンターで先に一杯やっているという感じだった。
そのおじさんは、中年太りで、アブラギッシュで、禿の、ほんとに普通の女性とは付き合えないタイプだったと思う。
だから、私みたいな金で女を買うようなことをしているんだって。
そう思いながらも、どーも、って何気ない日常会話をしていたんだけど、1時間経過、となってきて、さて、ここからどうしたもんか、キャバ嬢初心者はめちゃくちゃ悩んだ。
このまま同伴なんていかがですか?いやまてよ、もしかして同伴してなんて言ったら、俺にここをおごらせて、まだ店に行って金使わせる気か?と怒られたら怖いし、こんな自分がキャバ嬢に染まって心が汚れてしまうなんて嫌!と思って、出た答えが、あのー、もう出勤時間になるんでこの辺で失礼します!おじさんブチ切れて、俺はお前が一緒に店に行こうといえば行ったよ!なんなんだよ、行かないとでも思ったのかよ、金ならあるよ!店で大声上げて怒鳴られた。
私のことなんか、よく知らないのに、こんなデブで禿げてキモイおやじに否定されて、辛かった。
所詮、水商売してる女なんて、金で買ってるからって、何言ってもいいんだろうと思ってんだよ。
でも、わたしも、そこで一緒にお店に同伴してくださいって言ったら、嬉しかったのかもって思える。
だから、私は人間的に否定されたんじゃないんだって、今は思えるけど、当時は、自分が楽しくないから、とか、言われている通りなんだって思ってしまい、傷ついた。




【相談した人・助けてくれた人】
店長がいちばん支えてくれた。
大丈夫?どうしたのー!って優しい言葉かけてくれて。
そのおじさんは常連客みたいだったらしく、新人の子が入ったらすぐに紹介はしてて、でも、合わなかったのかな?あの人も癖がある人だったけど、私と合いそうだったし、気に入ってくれてたから、顧客になってくれると思ったんだけどまだ無理だったね、ごめんね。
って言ってくれて、決して責めずに、お店で慰めてくれた。

【改善のための行動】
それから急にやる気がなくなって、辞めるなら1か月前に言わないと罰金が発生するので、すぐにやめると言った。
とても傷ついていたし、自分にも自信がなくなってた。
そもそもやりたい仕事じゃないのに、我慢してるだけでつらかったのに、どう頑張ればいいか分からなかった。




【現在の状況と心境の変化】
辞めてから、翌年に今の旦那と結婚してほぼ専業主婦。
当時バカな私は変わらないから、男遊びしながら、結婚生活の意味とか、自分の本当に望んでるものって何だろうって自問自答の日々。
旦那ともいっぱい喧嘩して、かなり傷つけた。
でもあれから8年が経とうとしている。
こんなに自分のことを冷静に客観視できるようになった。
それに、自分には物欲もないって自分で分かって、無駄遣いが減り、当時は無理と思っていたマイホームが購入できるほどに。
キャバ嬢もやらなくてもお金に困ってないから、やらずに済んでいるし。
これからは、承認欲求のための無駄な生き方はやめて、まず第一は自分が自分に正直で、幸せであるための選択をしている。
それは、旦那さんが幸せであるのが、私の幸せだ、とやっと気付いた。
旦那さんに限らず、自分の周りの大事な人が、幸せであるのが、自分の幸せなんだと気付いたから、自分の持っている、素直な性格を生かした生き方をしている。

【学んだこと】
何でもかんでも、笑って話合わせて、時間が過ぎればいいやって考えは、キャバ嬢には向かないな。
自分のキャラを知って、それを夜のお店で受けるって自身があるんだったらいいと思う。
私はなんでも人のこと信用してしまい、冗談もわからず、ユーモアもないから、失敗した。



【当時の自分へのアドバイス】
自分に合っていない仕事をするな。
周りに流されて、まだ結婚できないという焦りからの現実逃避で、遊んで楽しんでまーす!的な時間をすごく無駄にしていた自分。
いいね!の承認欲求強すぎだった。
自分てそんなキャラじゃないくせに、遅い青春を謳歌していた。
まず、自分がどう見られたいかばかりを気にして、自分の本心を全然大事にしていなかった。
28歳でスノーボード、キャバ嬢って、今だから思うけど、すごくバカっぽく見えるし、印象逆に悪い。
よく見られたいとか、充実してるとか思われたかったはずなのに、完全に裏目に出ている。
今だからできること、冷静になんて考えられず、戻らない時間を無駄にしてる。
お酒はやめて、将来を大事に、世界がどうなってるのかもっと勉強して、自分のとるべき行動をとりなさいって言ってあげたい。