【ラウンジ嬢】水商売、やってみたけど社会構造からの男尊女卑目の当たりにして男性不信になった話

【ラウンジ嬢】水商売、やってみたけど社会構造からの男尊女卑目の当たりにして男性不信になった話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
20歳

【当時の職業】
スナック嬢

【当時の住まい】
通っていた大学の徒歩5分、彼氏と同棲していた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し無職





【就職のきっかけと経緯】
友人に、貴方の顔なら全然余裕で人気が取れるし、今は人手不足だから手伝ってほしい、と言われたのがきっかけ。

【環境と仕事内容】
おおむね女の子たちの仲は良かったけれど、一部仲良くない組み合わせもあって、そこに気を遣う感じだった。
お客さんの隣に座って、お酒を作るのはモチロン、色んな話を聞いたり、面白い話をして場を盛り上げたり、ひたすら罵られるのを耐えたり、とにかくお客さんのはけ口になるのが仕事だった。
上手く場を盛り上げて、延長を取るのも大事だった。

【大変だった時期】
彼氏がいることは隠して働かなくてはいけなかったのが大変だった。




【大変だったこと】
一部女の子が仲悪くて、その組み合わせでテーブルについてしまうと、フォローが大変だった。
また、店長と女の子が付き合ってしまい、その店長が他の女の子にも手を出していて、人間関係がドロドロになってしまったことも大変だった。
特に個人的に辛かったのは、自分はお酒に強くないのに、女の子にやたら飲ませてお持ち帰りしようとする、アフターに付き合わせようとする、といったお客さんの相手をするのがしんどかった。
自分より後輩や自分よりお酒に弱い子を庇うために自分が飲んだりして、酷く酔ってしまってセクハラされほうだい、という事件もあった。
また、セクハラで言うと、必ずセクハラをしてくるお客さんが、女の子にセクハラしようとするのをさり気なく阻止しなくてはいけないのも苦労した。

【大変だった期間】
始めてから2年目。




【当時の心境】
時給が良いから何となく始めたアルバイトだったけれど、少しでも自分のことを可愛いと言ってくれる人がいるのが少し嬉しかった。
しんどい時もあったし、辞めたくなる時もあったけれど、色んな人間を見ることが出来る社会経験の場だと思っていた。

【職場が大変だった原因】
可愛くない上にお酒も弱いのにやたら飲みたがる女の子と、店側の人間でありながらスタッフと付き合おうとする店長、ボーイのせい。




【仕事で良かったこと】
話術が上がったこと。
お客さんに合わせて話を変えられる、お客さんに合わせてキャラを変えられる、というスキルが身に付いたこと。
特に、常連になって自分を気に入ってくれたお客さんが、お前なら六本木でもやっていけると言ってくれたこと。




【特にひどかった最悪の出来事】
店長が、元々付き合っていた女の子から別の女の子に乗り換えようとしたこと。
そのせいで、女の子どうしで派閥が生まれてしまい、更に店長、ボーイはお店の女の子に手を出してはいけないということになっているのに、そのルールを破ったことでオーナーにバラす、と元々付き合っていた女の子が暴走したこと。
元々付き合っていた女の子が、自分とヨリを戻さないならあることないことオーナーに話して、お前をクビにする、と脅したこと。
自分たちは大学生だったのだが、その元々付き合っていた女の子はスナック一本で働いている女の子だったので、大学生側、スナック一本側で亀裂が生まれてしまい、関係ない大学生まで嫌われたり嫌がらせされたりしたこと。




【相談した人・助けてくれた人】
当時付き合っていた彼氏には何でも相談していた。
セクハラされた日は、きちんとどこをどう触られたか説明して、一緒にシャワーをして気持ち悪さを拭い去っていた。
愚痴も聞いてくれたし、しっかり支えてくれていた。

【改善のための行動】
とにかく感情を表に出さないことを心掛けていた。
面倒なことには巻き込まれないように、という反面、何故か人に頼られる性格だったので、双方の意見を聞いてすり合わせを手伝ったりもしていた。
どちらの意見も聞くけれど、決して共感などはしないようにした。




【現在の状況と心境の変化】
大学を卒業した23歳でスナックはきっぱり辞めた。
スナックを辞めた後、事務員やコンビニ店員などの仕事をしてきたが、スナック時代に比べれば、相手の顔色を伺うこともないし、我慢し続けることもないし、何より客層や業務内容が全く違うのでとても楽だった。
嫌なこともたくさんあったけれど、精神面を鍛える、という意味ではとても良い経験だったと思う。

【学んだこと】
女の子が男のことで揉めている時は傍観者に徹すること。
世の中にはただ自分より立場の弱い人を罵りたい人間がいるということ。



【当時の自分へのアドバイス】
何でも自分で抱え込むことはないし、嫌なら嫌だとハッキリ言って良いんだよ。
相談出来ることは相談すれば良いし、自分の心を擦り減らしてまで相手の機嫌を取ることはないんだよ。
大事なことは、自分も、お客さんも楽しいと思えることなんだよ。
もっと素直に、あのお客さんは苦手だからテーブルに着きたくないって言っても良かったんだよ。