【ラウンジ嬢】26歳にして、医療系から初めてののラウンジデビュー。睡眠不足、人間関係、いろいろきつかったけど、いい社会経験ができた話。

【ラウンジ嬢】26歳にして、医療系から初めてののラウンジデビュー。睡眠不足、人間関係、いろいろきつかったけど、いい社会経験ができた話。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
22歳

【当時の職業】
スナック

【当時の住まい】
賃貸アパートに友人とルームシェアしていました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
高校を卒業して夢だったアパレル業界に就職したのですが、あまりの手取りの少なさ(学生時代はお小遣いは多い方でした)に幻滅して遊ぶお金欲しさに面接に行きました。

【環境と仕事内容】
具体的な仕事内容は一般的なスナックでの接客で、それ以外にはお通しやツマミを作ったりラストまで残った場合は清算などもしていました。
店舗はカウンター10席とボックスが7つほどの店で、アットホームな職場環境でした。
そんなお店の雰囲気に加え単価が安いお店でしたので、お客様もフレンドリーな方が多くいらっしゃいました。
キャストの人数は日により様々でしたが、通常平日はママを含めて3人〜4人。
週末は多くても6人くらいでお店を回していました。
給与は時給1200円からスタートして、休みは基本的に自由です。
寮などはありませんが、酔い潰れたりタクシーがつかまらない日はママの自宅に宿泊するなどサポートは充実していたと思います。

【大変だった時期】
20歳を超えたばかりで最初は慣れないお酒を飲むことが大変でしたが、特に大変だったことはお金持ちのお客様をかわすことが一番大変でした。




【大変だったこと】
元々単価の安いお店でノルマはありませんがママからの売り上げを上げろという無言の圧力を入店2年目くらいから感じるようになりました。
その頃には私は昼の仕事を辞めてスナックだけで働いていたのですが、無言の圧力は私のような専属キャストにだけ向けられるもので…
1ヶ月に数回しか出勤しないキャストはノンアルコールでもお客様を呼ばなくても「来てくれて助かったよ〜」という雰囲気になる傾向にあったので、そこが少し大変でした。
また、単価の安い店ということでお金持ちのお客様の担当は私のような専属キャストが受ける事が多かったのですが、高級店のような厳しいルールや男性スタッフのサポートも無かったので、お金持ちのお客様をかわすことはかなり苦労しました。
売り上げは上げなくてはいけない。
しかし過剰な接客はしたくない。
そんな葛藤の中でもやはりストーカーまがいの嫌なお客様になってしまうことも度々あり…
中でもお金持ちであるがゆえに家の住所を調べられたり、行き過ぎた愛情からか家や車の鍵をプレゼントされたりと何度か警察に介入してもらったのは今となってみても苦い思い出です。

【大変だった期間】
仕事柄このような大変なことはずっと続いています。
今は普通の主婦をしていますが、退職当時はなにかSNSをすればフォローされて「会おう」というメッセージに悩まされ今でもSNSは怖くて利用できません。




【当時の心境】
大変なことは沢山ありましたが、基本的にお酒もお話も好きだったので楽しく通っていました。
私の働いていたお店はドリンクバックはあってもボトルが入った時のバックが無いお店だったのでもどかしさは感じましたが、お客様もそれをわかったうえで高いボトルをあえて入れてくださっていたので、接客という形ではありますが愛情や温かさを感じることができました。

【職場が大変だった原因】
スナックという中途半端な立ち位置が原因だったと思います。
濃厚に絡み合う必要のない、だから安いスナック。
しかし、お客様は「飲み屋」という括りで飲みにいらっしゃる。
ママは売り上げを上げたいがレアな出勤のキャストには深く言えない…
そんな悪い部分だけが不思議とマッチしてしまった結果だと思います。




【仕事で良かったこと】
達成感というほどでもありませんが、スナックといえども夜の女の世界なので常に売り上げ上位を維持できたいた時はやりがいを感じました。
中でも私の場合は1組あたりの客単価が高くノリのいいお客様が多かったので、週末ではなく平日に店を貸しきってくれる店にも私にも特別なお客様が長くついてくれたことは今となっても嬉しい思い出です。




【特にひどかった最悪の出来事】
先程書いたお金持ちのお客様のストーリー事件です。
はじめて来店の時からずっと指名してくださり、金払いも良く見た目も悪くないお客様で他キャストやママからは羨ましがられましたが…
はじめての誕生日は車を、次はマンションなど月日を重ねるにつれて過度な貢物が増えました。
もちろんそれらすべてはお断りをしていていましたがそれも断り切れなくなった頃、一軒家の建設予定表を持って来店されました。
そこには私がルールシェアしている友人の部屋や、実家から学校に通っていた弟の部屋なども計画されており恐怖を感じました。
というのも、当時私は家族構成など一切話しておらず知っているはずが無かったからです…
その一件以来怖さが増し、接客を拒否したところ友人と住むアパートの前にそのお客様の車が停車している機会が多くなりました。
もちろん家は教えていません。
また、弟の学校に迎えに行って帰りにコンビニに立ち寄るとそのお客様が待ち構えていたり…
これは流石にやばいと思った私は警察に通報。
結果的に事なきを得ましたが、お金があればいくらでも素性は調べられるし本当に怖い出来事だったと思います。




【相談した人・助けてくれた人】
相談というより私の場合は通報でした。
警察官の「巡回を徹底します」という言葉は本当に救いになり、赤いパトランプを見ると安心して眠れるような気がしていました。
それ以外では、馴染みのお客様も私にとっては強い味方で、私が出勤前に嫌なお客様が店にいると「同伴しようか」と気を使って下さり今でも感謝しています。

【改善のための行動】
改善策は単に警察にお世話になったというだけでしたが、経営側にいる人たちは本当に何もしてくれなかったと今となっては思います。
理由は単に売り上げなのでしょうが…
今でもママの側近だったキャストから言われた「お金あるしイケメンなんだからストーカーじゃないよ。」と通報を遅らせる要因ともなっ一言が忘れられません。




【現在の状況と心境の変化】
水商売という業種を引退して15年以上たちますが、現在は風俗の世界でスタッフとしてお手伝いをしています。
過去に沢山の経験をしたおかげで、働いてくれるキャストたちの気持ちもわかりますし、今は仲良く楽しくお手伝いが出来ています。
あまり公にできない業種で、仕事というほど稼働はしていませんが以前より格段に充実していることは確かです。

【学んだこと】
売り上げを上げるためにはキャストを持ち上げる
キャストを持ち上げるためにはスタッフも努力を惜しまない
もちつもたれつで、先ずは相手の気持ちを考えて行動しよう



【当時の自分へのアドバイス】
正直、夜の世界に飛び込む前に止めてあげたいです(笑)
沢山学んだこともありますし、沢山のお客様や関係者の方に支えてもらったのはいい経験でした。
しかし、やはり夜の世界一本というのはやめた時のリスクや高時給に見合わない危険な事も沢山あります…
ですのでどっぷりつかるのではなく、適度に学び・稼ぎ・視野を広げるようアドバイスしたいです!